575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

黒南風や違うところに同じ猫   遅足

2011年07月02日 | Weblog
船団・朝倉ドクターの診断です。

一読して、プッと笑ってしまいました。
いえ、うちの実家の猫も、帰宅中などに見かけ、
「あっ脱走している!」と捕まえかけたら、
別猫だった、ということがありましたから。

掲句、猫は一匹、ととりました。
涼しい場所を探す名人の猫。
風を求めて、猫がいつの間にかに移動しているのでしょう。
音も気配も無く。
一方で、「同じに見える」猫、と解釈しても
楽しく読むことができて良いかとも思います。

 〈白南風や古きジャズ弾くピアノ・バー   角川春樹〉

ありがとうございます。
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酢醤油の味覚えたり心太   朱露

2011年07月02日 | Weblog
      トコロテンを心太と書くのは何故。
      海草の天草を干して煮て作る心太。
      濃紺の海草が透明になるのは何故。
      真鶴の夏の磯で天草を採った思出。

                


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