575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

至学館高校が愛知代表に    遅足

2011年07月31日 | Weblog
高校野球、愛知県大会。
決勝戦は伝統校の名電VS無名の至学館。
9回裏、一点差、2死満塁。
名電にヒットがでれば、逆転サヨナラ・・・

この手に汗にぎる場面で、至学館のピッチャーは
実に落ち着いていました。
守る選手には笑顔まで・・・
見事、ショートゴロに打ち取ってゲームセット。

一時間半の雨による中断。
この間、座禅をして心を落ち着けていたといいます。
緊張する場面で、普段の力が出せるのはスバラシイ。
大人だなあ、と感心しました。

私などは、ゴルフでも、ここ一発という時、
心臓がドキドキして、筋肉が硬くなって・・・





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蛮カラの手足はみだす浴衣かな   亜子

2011年07月31日 | Weblog
なつかしい言葉ですね。蛮カラ。

蛮カラの反対は、ハイカラ。
明治に西洋から押し寄せたハイカラに対抗するため生まれて言葉。
典型的なスタイルは弊衣破帽。
着古して擦り切れた学生服やマントに学生帽。
高下駄に、腰に提げた手拭い、映画のなかの旧制高等学校の生徒の姿。
粗末な衣装をまとうことによって、表面の姿に惑わされず
真理を追究しよう、という心だとか。
一種のファッションですね。

私の世代も、その末期にあたるかな?
新品の制服や帽子を、わざとクチャクチャにする
友人もいました。ファッションの末期・・・

はみだす、という表現に、面白さがあります。
作者は蛮カラな青年にひそかに憧れたそうです。

                      遅足
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