575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

白梅を姉紅梅を妹に      遅足

2014年02月16日 | Weblog
北野天満宮の梅を見に行きました。

 東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな

祭神・菅原道真公の歌。
この歌にちなんで、北野天満宮には、1500本の梅の木があるそうです。
紅梅と白梅、一重、八重と咲いていました。
まだチラホラと言ったところで、満開には時間がかかりそうです。

奥さんから、花のあとに出来る実はどうするのか?と素朴な質問。
家に帰ってネットで調べてみました。

6月。梅の実をとって樽で塩漬けに。
土用の頃。むしろの上に並べてカラカラになるまで干し上げる。
干し上がった梅の実は、再び塩をまぶして樽に。
そして12月13日、「大福梅」として参拝客に。
この大福梅は、元旦の祝膳に供されるとのことです。

我が家の紅梅も、ようやく一輪、二輪と咲きはじめました。




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