575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

泥沼に 麗

2014年10月09日 | Weblog
九州に住む叔母が川柳を楽しんでいるとのこと。
友というお題で作った句の評判がよかったそうです。

泥沼に浮き輪を投げてくれた友 叔母


私もこの夏泥沼にいる日々でしたが、
何度も友の浮き輪に助けられました。
やっとブログも再開できそうです。
またよろしくお願いいたします。麗
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死ぬために帰るふるさと銀鮭は堰を越えんと群れとなりたり   遅足

2014年10月09日 | Weblog
鮭がふるさとの川に帰ってくる時期。
オホーツクの海岸には釣り竿がずらっと並んでいました。
定置網漁も最盛期。ウトロ港には、毎朝、漁船が入港。
盛んに水揚げされています。ジジザケとババザケは缶詰用に。
若い鮭は魚市場へ出荷されていくとか。

川の淀みには鮭が集まってきます。
それを狙って羆が現れます。
その羆を見ようと船に乗りました。
岸の近づくために船は小さくて、欠航の日も多いとか。
海が静かなこの日は幸い船が出ました。

いくつかの河口を見ていきますが、羆の姿はありません。
確率は30%だとか。
これはダメかな?と諦めかけていた時、「右2時の方向にクマ!」と言う声。
揺れる舟の甲板を踏みしめて目を陸に・・・
岩の色と羆の色とがよく似ていて、なかなか見つかりません。
やっと見つけました。

  母熊に小熊小熊とあらわるる

親子の熊3頭でした。揺れが大きく写真は撮れませんでした。
写真は知床岬です。遠く国後も見えました。

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