今回の題詠は「冷やか」です。
冷ゆ、ひやひや、秋冷とも。
石や板の間につめたさを感ずる。そんな季語です。
秋の初めは「新涼」。中ごろが「冷やか」
「冷(すさ)まじ」は晩秋。
そして「冷たし」は冬の季語です。
日本人らしい細やかな感性ですね。
冷やかさを五感のどこで感ずるのか?
図書館の書庫などのひんやりとした空気。
肌で感じた冷やかさです。
ひややかに梁(やな)こす水のひかりかな 久保田万太郎
ひややかに卓の眼鏡は空うつす 渋沢渋亭
視覚で捉えたもの。
秋冷の路地まがりゆく女下駄 遅足
耳でと、つくってみました。
鼻だと、どんな句が生まれるのでしょうね?
冷ゆ、ひやひや、秋冷とも。
石や板の間につめたさを感ずる。そんな季語です。
秋の初めは「新涼」。中ごろが「冷やか」
「冷(すさ)まじ」は晩秋。
そして「冷たし」は冬の季語です。
日本人らしい細やかな感性ですね。
冷やかさを五感のどこで感ずるのか?
図書館の書庫などのひんやりとした空気。
肌で感じた冷やかさです。
ひややかに梁(やな)こす水のひかりかな 久保田万太郎
ひややかに卓の眼鏡は空うつす 渋沢渋亭
視覚で捉えたもの。
秋冷の路地まがりゆく女下駄 遅足
耳でと、つくってみました。
鼻だと、どんな句が生まれるのでしょうね?