575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

冷(すさ)まじや千の団栗踏みしだく     静荷

2014年10月27日 | Weblog
通学路に落ちていた団栗。一人が踏んづけると、次々に・・・・
子供達が一斉に踏みしだいている様子を詠んだと、作者。

鳥野さんは、ドングリの実をひき潰すタイヤ。
容赦のない音、と読みました。
私も鳥野さんと同じようになにか大きなものが
団栗を踏んでいると感じました。

踏みしだく、という言葉は車も連想させます。
また、冷まじや、という音が「凄まじい」という意味を
強く感じさせるためでしょうか。

今日から数日、K県へ旅行に行ってきます。  遅足



            
コメント
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