575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秋冷や黄瀬戸の肌の温もりを   えみ

2014年10月18日 | Weblog
黄瀬戸(きぜと)は、安土・桃山時代に美濃を中心として焼かれた古陶。
鉄釉によるあたたかい黄色が大きな特色。
銅釉の緑で文様を施されたものもありますと辞書に。

黄色の茶碗と秋冷との取り合わせが優雅な世界を作り上げています。

暖かいお茶が入っているかしら?と麗子さん。
句会でも茶席での一服と読んだ人。
美術館で茶碗を鑑賞しての句と意見が分かれました。
できれだ、黄瀬戸で一服頂くような豊かな生活に憧れますが・・・

                        遅足


コメント (1)
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