575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

冷やかや牧水の書を床の間に    遅足

2014年10月24日 | Weblog
季節ごとに取り替えていらっしゃるのでしょうね、との声。
聞けば、床の間のない家だそうです。
私もマンション住まいの時には床の間はありませんでした。
中古住宅を改築をした際、床の間を作りました。
不相応なくらい広いのですが、大体ものが積まれて・・・
退職を機に床の間として復活。
春夏秋冬と掛け軸や絵をかざっています。
時々、若山牧水の拓本の掛け軸をかけています。

秋なら酒を詠んだ歌。

  白玉(しらたま)の歯にしみとほる秋の夜の
            酒はしづかに飲むべかりけり

と行きたいところですが、これはありません。
想像して一句にしました。

庭の蜜柑、柚子が色づき美味しそう。
南天の実も赤みを増してきました。
一歩、一歩、晩秋から冬へ。
季節が動いていきます。
お酒が飲めたら楽しみも倍以上でしょうね。
コメント
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