575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

なわとびも九十九で止むならいなり  能登

2014年12月05日 | Weblog
九十九はクジュウクと読むそうです。
こう読めば、7文字。字余りにはなりません。

百の前、九十九でやめる。100%の完璧寸前でやめて置く。
そんな智恵がことわざとしてあったのでは?と亜子さん。

昔、サマルカンドに行ったとき、壁に棒が突き出たままの家が。
なぜ?と聞くと、完成させると悪魔がやってくる。
寸前にしておくと、悪魔はまだ出来上がっていないと思うとのこと。
同じような風習があるようです。

あるいは違う読み方もあるかも知れません。

       太平洋側は日本海側は

応答の一日一句

  冬の蝶円筒ポストの裾模様   孝

  道標の文字風化して冬の蝶   亜子



コメント
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