575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

今日は大晦日。       遅足

2014年12月31日 | Weblog
新聞を見ると、一面に「高齢者資産若年へ・税制改革」と。
テレビ欄を見れば紅白の宣伝と再放送ばかり・・・
あまり年寄りには楽しくない大晦日か?

泣いても笑っても今年は終わり、とは母の口癖でした。
貸金を回収しようと、掛取りが走り回った大晦日。
そんな生活スタイルが生きていた頃の言葉だったのでしょうか。
晩年には言わなくなりました。

私にとっては、失業していた次男が再就職の出来たよい年でした。
アベノミクスのお蔭かも知れません。ちょっと複雑。
リストラの続く会社に勤めている長男。
なんとか年を越えられそうです。

家族が健康でいられる事の「平凡」な幸せ。
父が平凡が一番と言っていた気持ちに近づいてきたのかも。
(書いていて、齢を感じます)
病気持ちながらも、普通の生活が送れる幸せに感謝。
みなさんも健康第一で。よいお年を。

  平凡が一番と父除夜の鐘

          

応答の一日一句

  松千両木瓜(ぼけ)活けて大晦日   孝

  大年やレジの女性の付け睫(まつげ) 亜子



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする