インフルエンザからようやく復活。ご心配をおかけしました。
今日はひな祭り。毎年、知り合いが名古屋のひな祭りにかかせない「おこしもの」を作って下さいます。
鯛や扇など縁起のよい木型に、こねた米粉を入れて蒸し、食紅で彩りを加えたもの。おひな様にお供えして、お醤油をつけて食べたりするそうです。
木型から起こすから「おこしもの、おこしもん」などと呼ばれています。
愛知県ならではのひな祭りのお菓子ですね。
さて、ひな祭りの頃になると毎年母が聞かせてくれた思い出話。
それは母がまだ小学生のころ。家にはおひな様はありませんでした。両親は共働きで帰りが遅いので母はお友達のうちに遊びに行きました。
そこで生まれて初めて立派な七段飾りのおひな様を見た母は、家に
帰ってから一人で紙でお人形をつくり、支えも作って手作りのひな人形を段飾りにして並べたそうです。
その夜、仕事を終えて帰ってきた祖母は手作りのおひな様を見てびっくり仰天!。
寝ていた母を揺り起こし「かよこ~(母の名前)そんなにおひな様ほしかったんか~。」と抱きしめて泣いたそうです。
母はぽかんとして何がなんだかわからず、泣いている祖母を初めてみたそうです。「見よう見まねで作っただけなのに何か悪いことをしたのかな?」と思ったそうです。
それから祖母はその話を親戚の叔母たちに涙ながらに話しました。
かわいそうに思った叔母達がお金を出し合い、次の年には皆からのお金で立派な七段飾りのおひな様が届いたというものです。
子供の頃何度もおひな様の前で聞かせてくれたこの手作りおひな様のお話。今年も母は電話でしてくれました。「母ちゃんは私に淋しい思いをさせていると思ってたんやろな」と懐かしそうに話してくれました。
今年も実家では私のために父がおひな様を出してくれたそうです。両親のありがたみを感じる桃の節句です。
今日はひな祭り。毎年、知り合いが名古屋のひな祭りにかかせない「おこしもの」を作って下さいます。
鯛や扇など縁起のよい木型に、こねた米粉を入れて蒸し、食紅で彩りを加えたもの。おひな様にお供えして、お醤油をつけて食べたりするそうです。
木型から起こすから「おこしもの、おこしもん」などと呼ばれています。
愛知県ならではのひな祭りのお菓子ですね。
さて、ひな祭りの頃になると毎年母が聞かせてくれた思い出話。
それは母がまだ小学生のころ。家にはおひな様はありませんでした。両親は共働きで帰りが遅いので母はお友達のうちに遊びに行きました。
そこで生まれて初めて立派な七段飾りのおひな様を見た母は、家に
帰ってから一人で紙でお人形をつくり、支えも作って手作りのひな人形を段飾りにして並べたそうです。
その夜、仕事を終えて帰ってきた祖母は手作りのおひな様を見てびっくり仰天!。
寝ていた母を揺り起こし「かよこ~(母の名前)そんなにおひな様ほしかったんか~。」と抱きしめて泣いたそうです。
母はぽかんとして何がなんだかわからず、泣いている祖母を初めてみたそうです。「見よう見まねで作っただけなのに何か悪いことをしたのかな?」と思ったそうです。
それから祖母はその話を親戚の叔母たちに涙ながらに話しました。
かわいそうに思った叔母達がお金を出し合い、次の年には皆からのお金で立派な七段飾りのおひな様が届いたというものです。
子供の頃何度もおひな様の前で聞かせてくれたこの手作りおひな様のお話。今年も母は電話でしてくれました。「母ちゃんは私に淋しい思いをさせていると思ってたんやろな」と懐かしそうに話してくれました。
今年も実家では私のために父がおひな様を出してくれたそうです。両親のありがたみを感じる桃の節句です。