575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

祥月や和えて供える法蓮草   晴代

2016年03月06日 | Weblog
祥月は、一周忌以降の、故人の亡くなった月のこと。
2月に亡くなった人の祥月は2月ということに。
作者のお父さんもお母さんも、2月に亡くなられました。
そこで祥月には、法蓮草の和え物を供えています。
なぜ法蓮草の和え物なのか?
お母さんは、料理が苦手だったようです。
お父さんは、何も言わずに食べていらしたそうです。
ある日、作者に「法蓮草の和え物が美味い」と。
供えられた法蓮草には、ご両親があの世でも仲良くという
作者の願いが込められているようです。
ご両親は苦笑していらっしゃるかも・・・

          

私の母がつくってくれた法蓮草のおひたし。
一口分を、海苔で巻いてありました。料理教室で習ってきたもの。
でも、いつの間にか海苔で巻かなくなっていました。
手間の割に評判がよくなかったのでしょうか?
                      遅足


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