575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

春日傘子を脇に寄せマダム・モネ   結宇

2016年03月21日 | Weblog
モネの「日傘の女」を題材にした句です。
マダム・モネとはカミーユ夫人のこと。
日傘の女は3枚あります。
3枚とも夫人を描いたとされています。
最初の絵だけに息子のジャンも登場しています。
この頃、ジャンは5歳だったそうです。

絵を見ると、ジャンは少し離れたところに立っています。
夫人も子供も視線は絵をみている人に。
つまりモネに向けられています。

絵が動き出すなら、この後、夫人は息子を
呼び寄せたのでしょうね。

マダム・モネは、まもなく亡くなります。
残りの2枚には夫人の死後に描かれています。
なぜか、顔ははっきりとは描かれていません。

         

昨日はお墓参りに。そのあと猿投神社へ。
早い桜は満開でした。なんという種類なのか?
神社にはトヨタ関連の会社が「左鍬」を奉納。
昔は豊作祈願でしたが、今では安全祈願です。

                   遅足


コメント
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