今回の題詠は「晩秋」です。
歳時記のもととなる旧暦では七月から九月までを秋とし、
七月を初秋、八月を仲秋、九月を晩秋と呼びます。
また、二十四節気では、寒露(十月八日)から
立冬(十一月七日)までの期間を晩秋としています。
同じ季節の終わりでも、春の終わりは日も長くなり、
夏が来るという明るい感じが。
これに対して秋の終わりには、日も短くなる。
気温も徐々に低くなり、ものさびしい気持ちに。
帰るのはそこ晩秋の大きな木 坪内稔典
夕暮れ時でしょうか。一本の大きな木が立っています。
木に対峙した時、作者はあらためて自分も独りだと感じました、
そして、その木こそは自分の帰る場所、故郷なのだ、と。
晩秋という「淋しさ」の中に「帰ってゆく故郷」を感じ取ったのかも。
歳時記のもととなる旧暦では七月から九月までを秋とし、
七月を初秋、八月を仲秋、九月を晩秋と呼びます。
また、二十四節気では、寒露(十月八日)から
立冬(十一月七日)までの期間を晩秋としています。
同じ季節の終わりでも、春の終わりは日も長くなり、
夏が来るという明るい感じが。
これに対して秋の終わりには、日も短くなる。
気温も徐々に低くなり、ものさびしい気持ちに。
帰るのはそこ晩秋の大きな木 坪内稔典
夕暮れ時でしょうか。一本の大きな木が立っています。
木に対峙した時、作者はあらためて自分も独りだと感じました、
そして、その木こそは自分の帰る場所、故郷なのだ、と。
晩秋という「淋しさ」の中に「帰ってゆく故郷」を感じ取ったのかも。