◆ 少し遠回りしても新蕎麦を食べようという強い気持ちが感じられてとてもいいと思いました。(竹葉)
◆ 「のばし」「たぐる」ふたつの動詞が効果的。爽やかな読後感。(殿)
◆ さらっと、きれいに詠まれた句だと思います。(紅)
本当に、毎回さらっと洗練された句を詠まれる作者。さりげない風景をとてもお上手に描写されます。
題詠決めのときに「食いしん坊だから食べ物の句がいいな」と、私ならともかく
スレンダーな彼女にしては意外な言葉を発したのが印象に残っています。
おそらく
旬のもの、初ものにはこだわりがあるのかな。
せっかく食べるのであれば、お店も選ぶのでしょう。
この句は多くのかたの共感を得るものと思います。
ただ表現が、歩をのばす、手繰る、小昼・・・と格調高い!
作者の豊富な語彙で、上品なご婦人の新蕎麦の句になっているように思います
新蕎麦のランチ求めてウロウロと
私ならこんなところ(笑) これじゃダメ、 勉強になります。
言葉がどんどん簡略化、幼児化しています。
「やばい」「ぴえん」「胸キュン」の世界をどのような言葉で紡いでいきましょう。郁子