575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

急峻越えエメラルド婚春の星  千香子

2023年04月21日 | Weblog

金婚式を迎えたご夫婦というと幸せの象徴。なかなか達成し得ない人生のゴールというイメージでしたが最近はそれほど珍しくなくなりました。

長命になったからか、ご夫婦皆さん仲睦まじい証なのか・・?エメラルド婚とは金婚式からさらに5年を重ねた55年目にあたるそうです。

 

晴代さん: 急峻をいくつ越えられたのか、、55年間おめでとうございます 

亜子さん: 金婚式をさらに超えて55年の結婚生活。長く添い遂げられた二人を春の星が温かく見守っている。優しい祝福の句。

泉さん: 春の星を見上げながら結婚して55年の間にはいろんなことがあったと思い出している様子がわかる。

 

「急峻」という言葉が良いですね。佐保子さんも「たぶんあの方かな?」と察して選句されたということでした。

今回のお茶会句会では、作者の千香子さんにご夫婦で乗り越えた「急峻話」を少し語っていただきましたが、全員が深くうなづき、今がある幸せを思いました。

そんな中、今回遠方で参加が叶わなかった竹葉さんが寄せてくださったコメントが

「山あり谷ありの人生、エメラルド婚おめでたいですね。「春の星」は大喜びという程ではなく、嬉しい気持ちが感じられていいですね。(うちもだったのに。。エメラルドとはやっぱ、無縁だわ!) 」  皆、爆笑しました。

これを受けて作者・千香子さんも「うちも三年過ぎて気づいたのよ」でさらに大爆笑!

      

昼間ではありましたが、春の星に温かく見守られているようなミニ句会となりました。  郁子

 

コメント (2)
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