「残念ながら『東海の文芸』をお送りするのは今回が最後となりました。」
亜子さんからの突然のお便りでした。
我が家は、中日新聞のため、朝日に30年間も連載のこの月に1回の記事を、ずうーと10年以上も亜子さんから送っていただいていたのです。
荻原裕幸さんは、詩歌の先生として、おおきな影響をうけたひとです。
これまでも東海の文芸などを読んでその考え方を参考にしてきました。
亜子さんからのお便りはちょっとショックでした。
でも仕方ありませんね、その亜子さんからきれいな字のお手紙の最後に
歌を詠み句を詠み日記綴りきし夫の遺稿に命の余韻 斎藤悠子
とありました。
ご夫婦が俳句を楽しんでいたことをあらめて思いださせてくれました。
遅足