575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

灼熱や日傘の香り祖母の顔   泉

2023年08月05日 | Weblog

身の危険を感じるほどの熱波にさらされる毎日。

熱中症警戒アラートが連日発表されています.が皆さま、いかがおすごしでしょうか。

 

しばらく綾部に帰っていらしたという作者、あちらは昼間は名古屋と同じくらい暑いようですが夕方から涼しくなり

夜になると窓を閉めて寝られたということです。

陽が沈むと、山からひや~っとした風が降りてくる緑の多い自然環境はやはり住みやすいのでしょうね、

お隣のまち福知山では出生率が伸びていると聞きます。この句にある灼熱も都会で感じるようなものとは少し違う、健康的なものかもしれません。

コメントです。

 竹葉さん: 香りは不思議なものでそれに結びつく絵が浮かびますね。品のいいお祖母様の白い刺繍でもしてありそうな日傘が浮かびました。

 

 私も、日傘の香りというのに魅かれました。母が珍しくお出掛けするとき、薄っすらお化粧をしてレースの日傘を掲げます。

子ども心にも母が綺麗に見えた瞬間(笑) 日傘には淡いおしろいの匂いが重なるイメージです。

紫外線防御などと誰も言わなかった古き良き時代ですね。

 

  

覆面に黒ずくめといういで立ちも珍しくなくなりました。

UVカットの真っ白なお顔に「あら、お化粧仮面ですわね」と冷やかすと

「いいえ。私、歌舞伎役者でございます」とユーモアで返したご婦人がいらしたとか。。

最近大笑いのお話でした。   郁子

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする