575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

これはこれは         愚足

2008年01月21日 | Weblog
 鳥野さんが電話で昨日の「中日歌壇」に載ってるM氏は、このブログの遅足氏ではないかという。新聞を見て「俳壇」でなくて吃驚。「歌壇」である。
 
  「人の手の耳にやさしく囁けば仔象は冬のなかに出でたり」

 選者の岡井隆氏の評は・・「仔象」の耳を「人の手」がやさしく愛撫したのを「囁けば」と見立てたのは秀逸。そして「冬のなかに」出て行く姿も嬉しいではないか。

 まったく同感である。不安げな孫を説得する婆ちゃんの景である。
 日ごろ難解な句を得意とする氏とは別人のようである?
 やや調べというかリズムは気になったが。でも友人として誇らしい。

もしがM氏が彼であれば、今後は俳句の師匠でも長年の友人でもある彼に短歌も教えてもらう事にしよう。


 
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1 コメント

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Unknown (遅足)
2008-01-21 15:58:31
人の手の耳にやさしく囁けば
  仔象は冬のなかに出でたり

これは俳句で詠もうと思っても
どうしても字数が足らなくて
短歌にしてみたものです。

岡井隆さんが選んでくださってビックリです。


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