船団という俳句結社のホームページを見ていたら
「球春」を季語としていました。転載します。
立春というが寒い日が続く中、連日の新聞をにぎわすプロ野球のキャンプ情報。
都市生活者の僕にとっては最も早春を実感する風物である。
テレビに映る選手の練習風景は、ときに僕を野球少年だったころに帰す。
背番号「23」の非力な左打者、出場試合、5年間で5試合。
これも毎日練習に行ったご褒美でライトを守らせてもらったもので、
打席では必ずバントのサインが出た。
そういえば昔、阪神タイガースの実物のユニホームが我が家にあった。
背番号は「68」。「NISHIURA」と背中に名があり、デカかった。
左膝の部分には大きな穴が二つあいていて、
それぞれ丁寧にミシンが掛けられてあった。
「この人、きっといつか一軍に出てくるわ」と言っては
母はその膝のミシン目をなでていた。
僕の前にいる母はその穴がいつもお気に入りだった。
母の予想は見事にはずれたが、彼も今は球春にときめいているのだろうか。
ちなみに「23」と「68」のユニホームは12年前の震災以来、
どちらも行方不明である。
(塩見恵介(船団の会 会務委員)
この塩見さんは関西の人で阪神ファンですね。
そういえば、星野さんがオリンピックの監督になりましたが、
その時の紹介が元阪神タイガース監督。
これってドラ・ファンには違和感がありますが・・・
遅足
ありがとうございました。
星野監督の紹介文、私も違和感ありました。現在、タイガースのシニアディレクターだからしょうがないのかも。でも金メダル獲得にはドラゴンズ選手の協力が欠かせませんね。
恋人でした。信頼していました。
「プロ野球だって業界だもの」と慰めてくれる輩も いるけど。
ならば、「ボクには青い血が流れている」と言って 私を狂喜させたあの言葉を取り消せよ。
ああー、すーっとした。