575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

源流の水を掬えば秋の音  麗子

2023年09月07日 | Weblog

今朝は初めてクーラーをつけずに朝を迎えました。夜中、虫の声もにぎやかになって来ました。雲の形も変わって来たようです。あと少しの辛抱ですね。

 

先月、あまりの暑さにどこか涼しい所へ行きたいと愛知県で一番高い山、茶臼山高原に行きました。近くに矢作川の源流がありました。源流の水を掬うとやはり冷たく、吹く風は心地よく、早くもトンボが飛んでいました。とても静かな空間でしたが、一足早い秋の音が聞こえた気がしました。こんな細い源流から西三河の西尾市と碧南市の市境には大きな川になっていく不思議。そんな光景を詠みました。

 

童子さん:どんな秋の音がしたのでしょうか。

郁子さん:厳しい残暑に感覚が鈍り、なかなか秋の音をとらえられずにいます。この句から源流の澄み切った冷たい水を両手に感じました。

千香子さん:源流がいかにも涼し気です。

泉さん:涼しさを感じて、すぐそこに秋がやってきそう。

 

          ★★★

ありがとうございました。「秋の音」は「秋の声」の傍題です。風雨、草木のそよぎ、人の声など秋のさわやかさと寂しさを感じさせる音のこと。

源流のちょろちょろと流れる水音に秋を感じました。ありがとうございました。麗子

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1 コメント

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Unknown (郁子)
2023-09-08 08:46:11
写真を見せてもらい、まるで自分もその場に行ったような気分になります。またお出掛けの時にはお写真よろしくお願いします。
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