575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

白木槿が咲きました   遅足

2006年07月04日 | Weblog

今日は秋のような素晴らしい青空。
立秋はまだ一ヶ月も先です。
梅雨晴れ間でしょうか?

槿の花は「秋」の季語なんですね。
謡のなかに槿はよく出てきます。
「槿花一日の栄(きんかいちじむのえい)」などと謡われます。

朝開いて夕方しぼむ一日花。
白居易の詩の一節、
「松樹千年終に是れ朽ち、槿花一日自ら栄を成す」が出典だそうです。
人間の栄華のはかなさの例えとして、よく使われたようです。


 道のべの木槿は馬にくはれけり  芭蕉
 

なお、槿は韓国の国の花と聞いたことがあります。

 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「水」を冠した植物は? ... | トップ | テレビ派は小泉さんが好き? »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無窮花は逞しい ()
2006-07-05 01:24:05
 槿は韓国の国花。北朝鮮は李だそうですね。

 韓国では無窮花と呼ばれ夏の酷暑を耐えて咲き続け苦難を乗り越え、逆境に絶える強靭な生命力が賞賛され、さらに美しさも兼ね備える花として古来より国の花とされていると言います。

 桜を国花とする日本とは国民性が違うのでしょうか。

 そう言えば両親を暗殺され、顔を暴漢に斬られながらも野党を勝利に導き、次期女性大統領の呼び声高い韓国の政治家も「槿恵」という名前だった様に記憶しています。     
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事