ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

令和の恩恵に預かってお出かけ

2019-05-01 21:35:48 | お出かけ
令和元年5月1日となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

テレビ等を見ると、若い人を中心に、真夜中12時前後は盛り上がった人々が多かったようだ。
おじさんたちは、それで体調を崩すのがいやだからね、その時間帯はしっかり寝ていましたよ。

さて、今朝は、日本全国分厚い雲に覆われて、令和の初日の出は見られなかったということらしい。
しかし、わが家では、東側の窓がやけに明るかった。
私は夜明けを見たわけではないが、新潟県内では、初日が見られたところが結構多くあったのだそうだ。
新潟県だけが、さっそく「令和の恩恵」に預かったらしい。
いい始まりじゃないか…!?

令和の恩恵、といえば、あちこちで元号令和を記念して様々な催しを行っていた。
もちろん当地でも、祭りの山車を出すというようなことはあったのだが、にぎやかなところは、人ごみで疲れてしまう。
だから、むしろ静かに過ごせるところを選んだ。

そこで私たちが選んだのは、新潟県指定文化財である市島邸を訪ねることだった。
なぜかといえば…。

…という理由があったのだ。
日常600円の入場料が無料である。
まさに、「令和の恩恵」というわけですな。

さて、市島邸についてだが、市島宗家は、かつて県内有数の大地主として、北越屈指の豪農であった。
戊辰の役で邸宅が焼失したために、現在の新発田市天王の地に建てられたのが、現在の市島家本邸である。
明治初期の代表的住宅建築として、簡素でありながら優雅さが漂っていた。



邸宅は、さすがに広かった。
書斎や茶室、番頭部屋………部屋数はいったいいくつあったのだろう?
渡り廊下でつながれる建物のなんと複雑で広いこと。
また、庭園も、造られた池や庭だけでなく、竹林や梅林まであり、自然のままのところもあって、広く変化があって楽しめた。

【園内で今が盛りのように咲いていたホウチャクソウ】

…というわけで、令和の初日は、無料開放の恩恵に預かったのであった。

コメント
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