ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

接戦のちテセ祭り

2020-10-04 21:09:42 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第24節。

アルビレックス新潟対FC町田ゼルビアの一戦。
前節1-0でFC琉球に辛勝した新潟。
町田戦にも勝って連勝し、上位をうかがいたいところだ。

スターティングメンバーを見て不安になったのが、CB舞行龍の欠場。
守備の要だけに、舞行龍不在で何とかなるのかと不安になった。
そこには、新井がSBから回って守備につく。
去年の春には練習生として参加していた新井だが、今は新潟になくてはならない存在となっているのは、立派だ。
新井のいた右のSBには、田上が入った。
田上もCBはできるのに、新井の評価が高いということだ。

それはともかく、町田も前から厳しくチェックをしてくるチーム。
接戦になるだろうなと思われた。

試合が始まると、予想していたとおり、やはり町田の選手たちの出足がいい。
しかし、それは予想していたようで、新潟の選手たちも次第に慣れていくのを見ることができた。
両チームとも、なかなかシュートまではもっていけない展開で前半は進んだ。

このまま前半終了かなと思っていた。
するとアディショナルタイムに、守勢の新潟から前線のファビオに出たボールが出た。
これを味方の高木にうまく渡したら、高木は鋭いドリブルでゴール前に迫った。
後を追って反対側から走っていた中島にラストパス。
中島は、これを冷静に決め、新潟が先制して1-0で前半を終えた。

町田は、先発メンバーが固定化されているようだが、新潟は流動的だ。
後半から、その町田の疲れを見抜いたように、新潟は、荻原→早川、ロメロフランク→本間至恩。
本間至恩の積極的なプレーから、新潟の攻撃が活性化した。

さらに、ファビオ→鄭大世、高木→大本の交代で、攻撃力をさらに高めた。

77分、本間至恩のドリブルから鄭大世へのパス。
これを、さすがテセ、キーパーに当たってもしっかりゴールにボールを送る。
これで、2-0。今日は勝てると確信した。

ところが、テセ劇場は、ここからさらに見ごたえがあった。
77分には、GKから倒され、PKをもらい、自ら決めて、3-0。

去年までの応援ができるのなら、ここは大きな声で「蹴っ散らせ!」と叫ぶところなのだが、それができない感染症の世の中よ。
その悔しさを晴らすように、アディショナルタイムもそろそろ終わろうかというとき、福田からのライナーのパスを、見事なボレーシュートを決め、ハットトリックを完成さえるところが、鄭大世のすごいところだ。
4-0。


この終盤のゴールラッシュは、まさに、「テセ祭り!」。
わっしょい、わっしょい、テセが決める。
わっしょい、わっしょい、テセ祭り!
やっぱ、すごいよ、鄭大世!
接戦のちテセ祭り。

快勝だ。

4-0の快勝なんて、いったい何年ぶりだろう?
J1時代にもなかったような気がする。
いや、名古屋に5-0で勝ったことがあったっけ。

いい感じで連勝した。
大事なのは、連勝を続けること。
次の試合まで6日ある。
しっかり体を休めて、次戦に向け体調を整えてほしいなあ。
舞行龍も、体調回復させて元気になってほしい。



VAMOS NIIGATA !
コメント
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