ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

会うなら熊よりランナー、ボタンヅル

2020-10-03 21:50:22 | RUN
ほんの数日しか違わないのに、ずいぶん涼しくなったなあと思う。
やっと走りやすい気候になった。
ところが、この数日、熊の出没情報が非常に多い。
地域の安全安心メールが、日に3,4回届く日もある。
出ている地名を見ると、同じ熊ではなく、住みかが違う熊のようだ。
それが、住みかとする山ごとに里へと出かけて人目に付くらしい。

まあ、そんな現状だから走るにしても、熊には会わないような場所を選んで走らなくては。
そう思って、コースを選定。

7月半ばからずうっと、走っても10kmくらいしか走っていなくて、距離をこなせていない。
マラソン大会が中止ばかりで開催されなくなっているから、去年までのようにがんばっていないのだ。
もう少し増やしたいところ。
先月は、11km、12kmを走るようになった。
今日は、もう少しだけ行こう、と夕方近くに走り出した。


夕方は、熊の出やすい時間帯でもある。
安全なルートを選んだとはいえ、道路わきの竹やぶがふいにガサゴソいうと、「!?」とちょっぴり怖くなる。
熊ではなかったようだが、何だった???

そのやぶからはみ出て、咲いている花があった。
花火のように、中央から細かい花びらが何枚も出ている。


センニンソウ?
それとも、ボタンヅル?
この両者はよく似ている。
さて、どっち?


はうように伸びているところを見ると、ボタンヅルやないかい?
葉先も、よう見てみい。
尖っとるで。
ほな、やっぱボタンヅルやないか。

…頭の中で、ミルクボーイが会話していた。

後半は、少しずつペースを上げていった。
結局13km走って、終了。
7月に16km走って以来の走行距離。

幸い熊には会わず、走る人たちには結構多く会った。
今までこんなに多くのランナーとはすれ違ったことがなかった。
やはり会うなら熊よりランナーがいい。
「こんちは」と声をかけると、今日のランナーたちは、「こんちは」を返してくれたり、お辞儀で返してくれたりした。
熊はこんなことはしてくれないからね。
コメント
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