サッカーJ2リーグ第29節、徳島ヴォルティス対アルビレックス新潟の一戦。
いい試合だった。
互いに、ボールを保持して攻めようというチーム。
ただ、前半は、徳島のボール保持が目立った。
毎試合ボール保持率が高い新潟が37%にまで少なくなってしまうことは、今年初めてだった。
それだけ徳島の攻勢が強かったということ。
試合開始早い時間にFKのチャンスを得たが、高木が蹴ったボールは惜しくも相手選手に当たってゴール外へ。
それ以降新潟はなかなかボールを支配できず、耐える時間が続いた。
ほとんどの試合で自分たちがボールを保持する時間帯が長い試合が多い新潟だから、選手たちにしてみればかなり勝手が違っただろう。
それでも、全員がよく走りよく守り、チャンスがあれば攻勢に転じようという、統一された姿勢が見えていた。
前半を0-0で折り返した。
後半になると、徳島の選手たちの動きに慣れたのか、新潟の攻勢が目立つ場面も多くなった。
セカンドボールを拾って攻撃に移る場面が多くなり、徳島陣内に攻め入る場面が多くなった。
徳島は、大胆に4人を一度に交代して、流れを変えようとした。
その4人の中には、前回対戦でアディショナルタイムに決勝ゴールをあげた、前新潟の河田の名前もあった。
河田は、ゴール前で決定的な仕事をすることが多い。
今回も、2度、新潟のサポーターが肝を冷やす場面があった。
ただし、そこはGK小島の素晴らしいセービングと、体を張った味方のディフェンスによって、徳島に得点を許さなかった。
新潟も、本間のシュートやFKでの田上の惜しいキックなどがあったが、ゴールネットを揺らすまでには至らなかった。
どちらが勝つか最後まで分からない緊張感のある戦いは、結局ドローに終わった。
徳島としては、首位福岡に離されたが、2位を確保しているから、納得の引き分け。
ただ、新潟としては、「6点ゲーム」を引き分けてしまったので、痛い結果となった。
だが、今日の試合を見ると、新潟の現状は、首位争いをするチーム相手に、こういういい試合ができる実力を間違いなくつけている、有していると言える。
ただし、前節岡山に引き分けるなどの姿を見ると、まだ相手を圧倒して勝ち続けるまでには至っていないということだろうか。
それでもアルベルト監督は、インタビューで、
「チームがここまで成長したことは、すばらしい。がんばっている選手たちを誇りに思う。」
という内容のことを語っている。
思い返すと、アルベルト監督は、シーズン前にJ1昇格云々の話はしなかった。
20試合を過ぎるとチームができ上がる、というようなことは言ってきたのだった。
だから、そのとおりに進んでいるのだと思う。
けが人や思いもかけない退団者が出ながらも、いいチームができ上がってきた。
今は、どこと対戦しても、いい試合が見られる。
たしかに選手たちのがんばりがあるからここまできた。
チームの成長に取り組んだ、監督、スタッフ、選手たちには敬意を表したい。
ただし、残念なことに、今季でのJ1昇格を目指すには、残り試合は少なすぎる。
残り13試合で、昇格圏の2位とは勝ち点差11というのは空き過ぎだ。
でも、目指すサッカーは明確になっている。
応援する側としても、見ていて本当に面白い。
残り試合、さらに面白い試合を展開し、強くなっていってほしいと思う。
VAMOS NIIGATA !
いい試合だった。
互いに、ボールを保持して攻めようというチーム。
ただ、前半は、徳島のボール保持が目立った。
毎試合ボール保持率が高い新潟が37%にまで少なくなってしまうことは、今年初めてだった。
それだけ徳島の攻勢が強かったということ。
試合開始早い時間にFKのチャンスを得たが、高木が蹴ったボールは惜しくも相手選手に当たってゴール外へ。
それ以降新潟はなかなかボールを支配できず、耐える時間が続いた。
ほとんどの試合で自分たちがボールを保持する時間帯が長い試合が多い新潟だから、選手たちにしてみればかなり勝手が違っただろう。
それでも、全員がよく走りよく守り、チャンスがあれば攻勢に転じようという、統一された姿勢が見えていた。
前半を0-0で折り返した。
後半になると、徳島の選手たちの動きに慣れたのか、新潟の攻勢が目立つ場面も多くなった。
セカンドボールを拾って攻撃に移る場面が多くなり、徳島陣内に攻め入る場面が多くなった。
徳島は、大胆に4人を一度に交代して、流れを変えようとした。
その4人の中には、前回対戦でアディショナルタイムに決勝ゴールをあげた、前新潟の河田の名前もあった。
河田は、ゴール前で決定的な仕事をすることが多い。
今回も、2度、新潟のサポーターが肝を冷やす場面があった。
ただし、そこはGK小島の素晴らしいセービングと、体を張った味方のディフェンスによって、徳島に得点を許さなかった。
新潟も、本間のシュートやFKでの田上の惜しいキックなどがあったが、ゴールネットを揺らすまでには至らなかった。
どちらが勝つか最後まで分からない緊張感のある戦いは、結局ドローに終わった。
徳島としては、首位福岡に離されたが、2位を確保しているから、納得の引き分け。
ただ、新潟としては、「6点ゲーム」を引き分けてしまったので、痛い結果となった。
だが、今日の試合を見ると、新潟の現状は、首位争いをするチーム相手に、こういういい試合ができる実力を間違いなくつけている、有していると言える。
ただし、前節岡山に引き分けるなどの姿を見ると、まだ相手を圧倒して勝ち続けるまでには至っていないということだろうか。
それでもアルベルト監督は、インタビューで、
「チームがここまで成長したことは、すばらしい。がんばっている選手たちを誇りに思う。」
という内容のことを語っている。
思い返すと、アルベルト監督は、シーズン前にJ1昇格云々の話はしなかった。
20試合を過ぎるとチームができ上がる、というようなことは言ってきたのだった。
だから、そのとおりに進んでいるのだと思う。
けが人や思いもかけない退団者が出ながらも、いいチームができ上がってきた。
今は、どこと対戦しても、いい試合が見られる。
たしかに選手たちのがんばりがあるからここまできた。
チームの成長に取り組んだ、監督、スタッフ、選手たちには敬意を表したい。
ただし、残念なことに、今季でのJ1昇格を目指すには、残り試合は少なすぎる。
残り13試合で、昇格圏の2位とは勝ち点差11というのは空き過ぎだ。
でも、目指すサッカーは明確になっている。
応援する側としても、見ていて本当に面白い。
残り試合、さらに面白い試合を展開し、強くなっていってほしいと思う。
VAMOS NIIGATA !