ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

トンネルを抜けると天気が変わると、今日も実感

2020-10-09 22:41:58 | 新潟
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
というのは、ノーベル文学賞受賞作家川端康成の「雪国」の冒頭。
これは、あまりにも有名だ。

このトンネルは、1929年に開通した清水トンネルで、その距離は9.7kmだった。
その後13.5kmの新清水トンネルが1967年に、上越新幹線が通る22.2kmの大清水トンネルが1979年に開通している。

おっと。
トンネルの解説をしたいわけではない。
長いとは言え、トンネル1本で天気ががらりと変わることを言いたかったのだ。
特に冬は、東京方面から来ると晴れから雪に変わるのでその驚きは大きい。
ただ、天気が急変するのは、冬だけではない。

今回われわれが車に乗って通ったのは、鉄道の清水トンネルではなく高速道の関越トンネルなのだが、上り線も下り線もおよそ11kmくらいの長さがある。

国境のそのトンネルを抜けると、天気が変わるのである。
これは、今まで何度も経験している。
今回も、埼玉に行くときに新潟県内は雨だったが、トンネルを抜けると、まったく雨は降っていなかった。

今日は、逆。
埼玉は強い雨で、群馬県も雨。
台風の影響で明日の風雨が心配だったので、今日埼玉から新潟に帰ることにした。
関越トンネルに入る前までずっと雨だった。
なのに、トンネルを抜けると、新潟県に雨はまったく降っていなかった。

県境の長いトンネルを境に、天気が変わる。
電車にせよ、車にせよ、それを経験するたびに、関東圏とは違う新潟という地域の特殊性を感じてしまうのである。


コメント
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