ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

192冊のブックカバー

2020-10-08 22:08:24 | 生き方
2年前に亡くなった義兄は、本が好きだった。
家の中にいくつも本棚を設置し、数千冊の本を保管していた。

本棚の一つには、書名が分からない文庫本や新書本が大量に並んでいた。
書名が分からないのは、1冊1冊にブックカバーがしてあったからである。
書名を知るためもあり、1つ1つ外していった。


外した冊数を数えてみると、
coop(大学生協)158(旧96、新52)、

新星堂17、書泉グランデ11、天華堂4、芳林堂2、西武2、三省堂書店1、新宿伊勢丹1、前橋煥乎堂1、東京堂1、志木ブックス1、不明3
合計192冊。

学生時代に東京にいた身の私には懐かしいものもあった。
大学があった池袋の芳林堂書店は、特に。


今は、書店自体も減ってしまった。
ブックカバーをしてくれる書店は、さらに少なくなってしまった。
そのことは、義兄ほど読書家ではなかったが、本屋が好きだった自分には、さびしく感じられる…。

コメント
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