すごいな、と思う。
埼玉の耕作しない畑の雑草たちの成長の早いこと。
先月畑全体をちゃんと刈り払い機で刈り取ったのに、もう膝が隠れるくらいの高さまで伸びているのもある。
これだから、自分の体調の好不調にかかわらず毎月除草作業に来なくてはいけないわけだ。
まあ、そう言いながらも、野草の花見を楽しみながら作業に取り組んでいるのだが。
今年も、この時期、アカバナユウゲショウや
不思議なヤセウツボ
「らんまん」でも紹介されたムラサキカタバミ
などが雑草の中で見ることができた。
あまたある雑草の中で、今回驚いたのは、ギシギシである。
スイバによく似ているのだが、葉などがひと回り大きいし、葉の模様も違いがある。
それはともかく、葉が大きく高くなっていて、そのことにまずびっくりだった。
あまた生えたギシギシを刈り取ると、円く茎のあとが残る。
そこをさらに深く掘って切ると、とても大きな根が地下に隠れているので、なおびっくり!
あまりに太い根が隠れていることに驚いた。
なるほど、こうして根を残し、生き残っていくというわけだ。
そこから子孫を残し、増やしていくということだね。
だから、ギシギシはこの畑でこんなに繁殖しているのか。
たくましいなあ。