阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

KOBECCO-月刊神戸っ子 8月号

2010年08月07日 | ゲストルーム




♪3M会の例会を阪神御影駅近くの“いく亭”でやりました。3M会と言ってもポストイットのメーカーとは何の関係もありません。3人のイニシャルが全員Mというだけのことです。
 「神戸っ子」の編集に携わるIkkou・Mさんから8月号を頂きました。月を追うごとにコンテンツが充実しているように思います。
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虫愛ずる姫君              

2010年08月07日 | 身辺あれこれ


  

東京からメールが来ました!

6月のある日登園の途中で拾ったカタツムリ

野菜を食べて我が家で着々と成長している

ペットとして生きていくことに覚悟を決めたようで

ようやく拾い主と戯れるようになりました


  ♪(堤中納言物語)から抜粋

この姫君ののたまふこと、「人々の、花、蝶やとめづるこそ、はかなくあやしけれ。人は、まことあり、本地たづねたるこそ、心ばへをかしけれ」とて、よろづの虫の、恐ろしげなるを取り集めて、「これが、成らむさまを見む」とて、さまざまなる籠箱どもに入れさせたまふ。
中にも「烏毛虫の、心深きさましたるこそ心にくけれ」とて、明け暮れは、耳はさみをして、手のうらにそへふせて、まぼりたまふ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この虫どもとらふる童べには、をかしきもの、かれが欲しがるものを賜へぱ、さまざまに、恐ろしげなる虫どもを取り集めて奉る。「烏毛虫は、毛などはをかしげなれど、おぼえねば、さうざうし」とて、蟷螂、蝸牛などを取り集めて、歌ひののしらせて聞かせたまひて、われも声をうちあげて、「かたつぷりのお、つのの、あらそふや、なぞ」といふことを、うち誦じたまふ。童べの名は、例のやうなるはわびしとて、虫の名をなむつけたまひたりける。けらを、ひきまろ、いなかたち、いなごまろ、あまびこなんどつけて、召し使ひたまひける。

*この姫は「風の谷のナウシカ」として現代によみがえったそうです。

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