阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

夏の終わりの花火

2020年09月06日 | 身辺あれこれ

同じ幼稚園だったが、今は違う小学校の一年生たちが久しぶりに家族と一緒に集まったそうです。

休日の荒川の河川敷は花火をする家族ずれのグループで賑わっていたそうです。

0905 エクササイズ  腕立て伏せ以外 片足立ち10分など全て完 所要時間25分

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     くらし         「石垣りん」詩集から

2020年09月06日 | 音楽・絵画・映画・文芸


      くらし         

    食わずには生きてゆけない。
    メシを
    野菜を
    肉を
    空気を
    光を
    水を
    親を
    きょうだいを
    師を
    金もこころも
    食わずには生きてこれなかった。
    ふくれた腹をかかえ
    口をぬぐえば
    台所に散らばっている
    にんじんのしっぽ
    鳥の骨
    父のはらわた 
    四十の日暮れ
    私の目にはじめてあふれる獣(けもの)の涙。      
                          

14歳で銀行に事務見習として就職し、定年まで家族の生活を一人で支えつづけた詩人、石垣りん。

家と職場、生活と仕事の描写のうちに根源的な雄々しい力を潜ませた詩を書きつづけた。

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