阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

幕府瓦解後の 「下級士族とその関係者がメシを喰っていく仕組み」  民主主義ではなく官主主義は今に続く

2020年02月27日 | 身辺あれこれ

幕府瓦解後の
「下級士族とその関係者がメシを喰っていく仕組み」
が司法書士や行政書士を生み出したのではということです。
 
官が認許権を握って、その申請には普通の民間人ではとても
処理できないような複雑な書類の作成を必要とするようにした。
 
徳川幕府が倒れた後、それまで月々得ていた俸禄を失った
武士が全国にあまた出ました。
 
彼らに収入の道をあてがわなければ不満分子が集団で
新政府に対して力によって反抗する。
 
幕末の各藩の武士は既に武人ではなく、藩の行政官でした。
漢文や書類作成に強い彼らを各地の役所が雇用し、仕事を分散させ
窓口をたらいまわしにする仕事を作り、給料を払う仕事を作ってやった・・・。
 
 今に続く官僚国家日本の萌芽は明治にはじまり、今に続いて
いるようですね。
 
 手続きの効率の悪さはすなわち関与する公務員や書士さんたちが
おまんまを喰いあっているということかと思います。
 
日本人の誰もが改革に手を付けていないし、これからもこの仕組みは
続くと思います。なにしろ日本にはいまだ「民主主義」があったことは一度もなく
江戸幕府成立以来日本は「官主主義の国」であるからです。
 
文科省のOBの天下りは国立大学はもちろん私立の雄である早稲田慶応でも
NOといえない最近の例をみてもこれは明らかです。

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日本で「ウーバー」が使えない理由


山口周(以下、山口):僕の弟は尾原さんのように世界中を飛び回っているんですが、彼に言わせれば日本に帰るたびにびっくりするらしい。

なぜ、いまだにウーバーが使えないんだと。海外では、空港に着いて最初にやるのが配車アプリを開くことですよね。
尾原和啓(以下、尾原):そう。ウーバーは単に安くて便利なだけではありません。僕たちが海外でタクシーに乗るとき、

つねに二大不安がつきまといます。本当に目的地に行ってくれるのか、あるいはぼったくりに遭うんじゃないかと。

しかしウーバーなら、アプリで行く先を入力してアプリで決済までできる。つまり二大不安をテクノロジーの力で解決してくれたわけです。


しかもユーザーレビューがあるので、評判の悪いドライバーは退場するしかありません。

逆に言えば、レビューのいいドライバーなら言葉がカトコトでも、肌の色も性別も関係なく働ける。

あらゆるジェンダーバイアスから解放された労働環境を作ったんですよね。


山口:ところが日本では認められていない。「フェアネス」という観点で考えると、今ならある程度は民間のテクノロジーに

委ねることもできるのに、日本はすべて国家が決めようとする。方向性がまったく逆なんですよね。

しかも「疑わしきはフェアネスとして認めない」という方針のようで、これは相当やばいなという感じがします。


尾原:日本のフェアネスというのは、国家としての権益を守ることが最優先される。そこは選挙制度と結びついているので

どうしても高齢者や既得権益者を守る傾向が強くなります。彼らにとっては、コントロールできない新規参入者によって、

自分たちが丁寧に築き上げてきた商売が壊れてしまうことが最も怖いわけですから。

引用元。

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