
5月某日 久しぶりに新宿に出かけた。今月の散歩会のランチの集まりは西新宿野村ビル49階の「響」だった。
49階という階の高さは200mだそうでエレベーターも高速仕様のものが使われている。
野村ビルに入る前 東京都庁が見えたが、都庁の建物は何度見ても現代の江戸城にしか私には見えない。
あの城の中には現代の背広を着た二本差しが江戸時代のように高禄を食んで、町人のためではなく自分たち現代のお侍さまの一生の安定安寧のために
都内で現代の越後屋と組んで、いろいろ○○知恵を働かせているような場所だと・・・(笑)。
飲み放題が付いた予約のランチコースのメインディッシュはステーキの選択もあったが全員魚にしたのは ほぼ全員が幸期高齢者のせいかもしれない。
六人で二時間ほどあれこれお喋りを楽しんだが 家に帰ってから 今回もまた山田太一さんの言葉が頭に浮かんだ。
「時折、夕食をとりながらのんだり、しゃべったりする友人がいる。しかし結局話の大半は忘れてしまう。
会っているときのおおざっぱな残像以上になにを知っているかと考えると、呆れるほど心もとない。
ただもう残像のよさでまた会うようなものだ。」
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