今日から3日にわたって楽しむのは、サリー・ストックスのフルートとヒュー・ウエッブのハープによる「Back to Bach」(Guild GMCD 7207)。このCDは1999年に録音されたもので、バッハ父子のフルート・ソナタなどが収録されています。現代の楽器でバッハのフルート・ソナタを演奏するさい、フルートともっとも相性がよいのはハープだと思っており(たんなる好みですが)、ここでの編成はその組みあわせです。まず今日きくのは、感傷的なシチリアーノで有名な変ホ長調のソナタ(BWV1031)。ただし、その真作性には疑義がもたれています。