今週きいてきたのは、ジョリー・ヴィニクールによる6曲のパルティータ(「クラヴィーア練習曲集 第1部」)。2014年に録音されたCDはめずらしく3枚組で、美しいチェンバロの音(オリジナルは24bit、352.8kHzで収録)を堪能できます。これからきくのは第6番(BWV830)。スケールの大きいトッカータをはじめ、ヴィニクールの入念な弾きぶりで楽しめます。使用楽器は、クリスティアン・ファーターの1738年製楽器(一段鍵盤)にもとづく、トーマス&バーバラ・ウルフの1995年製(二段鍵盤)のチェンバロです。
CD : DSL-92209(Sono Luminus)