3月25日は受胎告知の祝日ですが、カンタータはきかず、今週きいているエヴァンジェリーナ・マスカルディの「The works for lute by Johann Sebastian Bach」を続けてきいていくことにします。これから楽しむのはヘ長調のリュート組曲(BWV1006a)。番号からもわかるように、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番を原曲とする編曲で、ふつう原曲の調のままホ長調で演奏されることが多いのですが、マスカルディの録音では、ヘ長調に移調して演奏されています。CDの録音は2021年9月15日で、同日録画の映像がYoutubeの「Edoardo Lambertenghi」のチャンネルで公開されています。映像は「J. S. Bach - Lute Suite in E Major BWV 1006a - Evangelina Mascardi, Baroque Lute」(最大4Kの高画質)です。「Edoardo Lambertenghi」には、ほかのマスカルディの演奏や、復活節第1日用のカンタータ「キリストは死の縄目につながれたり」も視聴できます。
CD : A 529(ARCANA)