待降節第1日曜日にきくのは、クリストフ・シュペーリング、ダス・ノイエ・オルケスター、コールス・ムジクス・ケルンによる「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(BWV61)です。このカンタータは1714年年12月2日の初演。第1曲はフランス風序曲に合唱をくみこんだ形式で、歌詞はマルティン・ルターの同名コラール。第6曲のコラールは、フィーリップ・ニコライの詩にもとづいています。シュペーリングの録音は2015年。独唱はリディア・トイヒャー(ソプラノ)、シャルロッテ・クヴァト(アルト)、ゼバスティアン・コールヘップ(テノール)、ラファエル・フィンガーロス(バス)と、みなドイツ語圏の歌手たちです。
CD : 88985320832(deutsche harmonia mundi)