顕現節後第2日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「わがため息、わが涙は」(Hanssler CLASSIC CD 92.004)です。このBWV13は1726年1月20日に初演。全6曲中、第3曲はヨーハン・へールマンのコラール、第6曲はパウル・フレミングのコラールですが、この2曲はゲオルク・クリスティアン・レームスの台本にはなく、バッハが追加したとみられています。
リリングたちの録音は1981年。管弦楽と合唱は、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライ。独唱はアーリーン・オジェー(第4曲のレチタティーヴォ)、キャロリン・ワトキンソン(第2曲のレチタティーヴォ)、アーダルベルト・クラウス(第1曲のアリア)、ヴァルター・ヘルトヴァイン(第5曲のアリア)です。