明るい陽射しがたっぷりの朝、これから楽しむのは無伴奏チェロ組曲第5番(BWV1011)。演奏は今週これまでと同じくチェコのチェロ奏者ペトル・スカルカで、2020年録音の「Johann Sebastian Bach: Suites a Violoncello solo senza Basso」に収録されたものです。陽射しの明るさとは対照的に、この第5番の組曲は美しくも渋い音楽で、コーヒーのお供にはぴったりかもしれません。録音での使用楽器は、ダリボル・ブジルスキーの2018年製(ジュゼッペ・グァルネリにもとづく)のチェロ、そしてファウスト・カンゲロージ製(作者不詳のバロック弓にもとづく)の弓です。
CD : CD 50-3101/02(claves)