今日から大晦日まで楽しむのは、降誕節第1日から第3日まで休止していた、クリストファー・ヘリックの「Bach Organ Miniatures」です。アルバムの録音(1996年)では、ラインフェルデン(スイス)の聖マルティン教会のメツラー・オルガン(1992年建造)が使用されており、これからきくのはイ短調のプレリュードとフーガ(BWV551)です。アルバムでは曲名が「プレリュードとフーガ」ではなく、「プレリュード」と記載されていますが、これは筆写譜の「プレルーディウム」「フーガをともなうプレルーディウム」といった表記に従ったものと思われます。
CD : CDA67211/2(hyperion)