今週きいていくのは、曽根麻矢子の「ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲」です。アルバムには表題どおり6曲のフランス組曲が収録されており、2003年および2004年の録音。曽根には同組曲の2000年の録音もありますが、ここできくのは2度目の録音となります。録音は浜離宮朝日ホールでおこなわれた、バッハ連続演奏会と並行して録音されています。アルバムの収録順は番号順で、これからきく第1番(BWV812)から順に楽しみます。ただし、番号と録音順(演奏会での採用順)は一致しておらず、第1番は第2番とともに、6曲中ではもっともあとの2004年の10月28日と29日に録音されています。使用楽器はニコラ・デュモン製チェンバロ(1707年)にもとづく、デイヴィッド・レイ製作の楽器です。
CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)