川原千真の「J.S.Bach: Drei Sonaten und Drei Partiten für Violine Solo」を、収録順に楽しんでいる今週。これからきくのは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番(BWV1005)です。同曲は、アダージョ、フーガ(アラ・ブレーヴェ)、ラルゴ、アレグロ・アッサイという無伴奏ソナタ共通の4楽章構成。第2楽章のフーガは無伴奏3曲のフーガの中でもいちばんのお気に入りで、第2番のフーガを超える長大さながら、飽きることなく楽しめます。川原の使用楽器は18世紀後半の北イタリア製のヴァイオリン。録音は2007年です。
CD : CRT-3100/1(CRÉATION)