毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




夜になって、涼しい風が吹きはじめ、ずいぶん過ごしやすくなっています。今日はもう少し仕事なので、この涼しい風はなにより。仕事を続ける前に、ここでちょっと休憩して、フルート・ソナタをききます。演奏は、クイケンとレオンハルト(補完も)。

CD : B25D-36002~03(BMGビクター)

B25D-36002~03

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今日きく「フーガ ト短調 BWV1000」が、リュートのためとされる作品(一部はクラヴィーア用の可能性も)の最後になります。リュートのソロというのは、静まりかえった夜中にきくには、とてもあっていて(と思っています)、こういう時間帯にきくことがほとんどです。

ところで、この作品は、2007年04月03日の記事で紹介した「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 BWV1001」の第2楽章を編曲したもの。そのときにきいたのも、リュートによる演奏でしたが、ただし、それはバッハの編曲したものではなく、演奏者モレーノによるの編曲版でした。

CD : BIS-CD-587/588(BIS Records)

BIS-CD-587/588

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キングス・コンソートの室内楽編曲版できいてきている、オルガン用のトリオ・ソナタ。今日は「ソナタ 第4番 ホ短調 BWV528」をききます。この作品は、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオリンに通奏低音という編成。

と、CDをきいていたら、空電のような雑音が……。よくきけば、急に降りだした雨。すごい勢いで降っていて、それがザーッときこえてきたわけです。それにしても今年の京都、短時的な豪雨が多いです。

CD : CDA66843(hyperion)

CDA66843

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一昨日、昨日ときいてきたドイツ語キリエの第3部(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)。BWV669BWV670から、今日きくBWV671へと、じょじょに複雑化、拡大化し、「最強奏で」演奏するこの作品で音楽的な頂点へ。定旋律はバス。演奏はケヴィン・ボウヤーです。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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雑誌の整理をしていたら、レコード芸術・別冊「不朽の名盤1000」(音楽之友社)という雑誌が出てきました。「不朽の名盤1000」というのは、32名のノミネーターが推薦する1000の名盤を紹介した雑誌。刊行されたのは1984年なので、かれこれ20年前の雑誌ということになります。

レコード芸術」(略して「レコ芸」)というのは、音楽之友社が刊行しているクラシック専門の音楽雑誌。10年前ぐらいまでは、定期購入していたのですが、あまり必要性を感じなくなって、いまは図書館で、一年間分まとめてパラパラみるていど。

「不朽の名盤1000」は、この「レコ芸」の別冊として刊行されたもので、「レコードと私たちは対話する」という副題が付けられています。「レコードと……」というところは、まさに時代を感じさせるものです。ノミネートされているのは、もちろん、すべてレコード(一部CD番号が併記されているレコードもあります)です。

ページをめくると、AKGのカートリッジの広告や、まだ「デンオン」といっていた時代の「DENON」(デノン)の広告が。レコードの広告も、グールド最後の録音など、本編以外でも時代を感じさせるものが多数です。

本編は3部で構成されていて、第1部が「ベーシック・コレクション300」、第2部が「往年の名匠たちの偉大なる遺産147」、第3部が「名曲名盤コレクション543」というもの。

このなかで、ちょっと不可思議なのが第3部。交響曲、管弦楽曲、というふうにジャンルごとにまとめられているのですが、そこになぜか、ギター/リュート曲(ノミネート=浜田滋郎)という独立したジャンルが。

そこには、セゴビア、イエペス、ブリーム、ウィリアムスといったギター奏者のレコードとともに、リュート奏者ドンボワのレコードがノミネートされてあって、引退してしまったときの無念さがよみがえります。セオンから2枚のレコードが発売され、これからだってときだったのに……。なお、ドンボワのCDは「リュート組曲 ト短調 BWV995」で紹介しています。

不朽の名盤1000

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「小川のせせらぎ」というカテゴリーを作ってから、ずいぶん経過したのに、これまで投稿記事はゼロ。このカテゴリー、雑感のようなものを書こうと思っていたのですが、日々の更新にかまけて、ずっとさぼっていました。

ブログをはじめて100日以上が経過し、さすがに、なんとかしようと、今日をもって「小川のせせらぎ」事始とすることに。日々きいている、バッハと同時代の作品、バッハ一族の作品のことや、雑誌や書籍のことなど、だらだらと書いていこうと思います。



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「キリストよ、世の人すべての慰め」は、昨日きいた、1対のドイツ語キリエの第2部(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)。定旋律はテノール。演奏はケヴィン・ボウヤー。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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「キリエ、とこしえの父なる神よ」は、1739年に出版された「クラヴィーア練習曲集 第3部」に収められた、ペダルを必要とするドイツ語キリエの第1部。定旋律はソプラノ。演奏はケヴィン・ボウヤー。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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台風が接近してきて、京都は一日中雨。とはいえ、まだまだ遠いこともあって、風についてはほとんどありません。

さて、今日は、ソプラノ独唱のためのカンタータをきくことにします。現代に生きているものにとって、作品の歌詞は、ちょっと耳の痛いものです。コープマン、ラーション、アムステルダム・バロック・オーケストラ(ABO)の演奏でききます。

CD : WPCS-5705/7(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-5705/7

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気がつけば、今日は「13日の金曜日」。といっても、最近はあまり気にするひともいないようで、ほとんどスルーされ、あまり話題にもなりません。

さて、「13日の金曜日」とは、まったく関係なく、今日きくのは、リュートのための「プレリュード ハ短調 BWV999」。演奏は、リンドベルイで。

CD : BIS-CD-587/588(BIS Records)

BIS-CD-587/588

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今日の京都は、局地的、断続的に、短時間ながら大雨が降っています。梅雨末期は大雨がつきもの、といっても今年は特に激しい気がします。

さて、今日は、バルトルド・クイケン(旧盤)による、「フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034」をききます。この作品、ずっと以前に、通奏低音もなしに、よたよたと吹いていたことがあり、いま思いだすだけで冷や汗ものです。

CD : B25D-36002~03(BMGビクター)

B25D-36002~03

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オルガン用の作品はきいていたものの、ここしばらく、オルガンの演奏からは遠ざかっていました。そこで今日から、毎日というわけではないですが、「クラヴィーア練習曲集 第3部」を、ケヴィン・ボウヤーの演奏で、順番にきいていくことにします。

今日きくのは、曲集の劈頭を飾るプレリュード(前奏曲)。このプレリュードは、曲集掉尾のフーガといっしょに、「プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV552」として演奏されることが多いのですが、順番どおりに、今日はプレリュードだけをききます。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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キングス・コンソートの室内楽編曲版できいてきている、オルガン用のトリオ・ソナタ。今日は「ソナタ 第3番 ニ短調 BWV527」をききます。この作品は、オーボエ、ヴァイオリンに通奏低音という編成。

CD : CDA66843(hyperion)

CDA66843

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夜からは雨らしいのですが、まだ朝は爽やかな風が吹いていて、快適そのものです。今日の一バッハは、この爽やかな気分のまま、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006」をきくことにします。演奏は、エレーヌ・シュミット。はっきりとらえられている、シュミットの息づかいは、朝にはちょっと艶めき過ぎているかもせれませんが……。

なお、シュミットによる演奏について、くわしくは、「バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」で。

CD : Alpha 090(Alpha)

Alpha 090

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今日きくのは、単一楽章の「サンクトゥス ニ長調 BWV238」です。ライプツィヒでの礼拝のために作曲され、1723年のクリスマスに初演されたとのこと。演奏は、キリエとグローリアからなるミサ曲をきいてきた、ヘレヴェーゲとコレギウム・ヴォカーレです。

CD : VC7 91118-2(Virgin classics)

VC7 91118-2

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