毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日の日中、雑事に時間をとられたこともあり、今夜も日付またぎの仕事になりました。ちょっと疲れてきたので、このへんでコーヒーとバッハで休憩することにします。きくのは、順番にきいている「シンフォニア」から、第8番。チェンバロは鈴木雅明です。

CD : BIS-CD-1009(BIS Records)

BIS-CD-1009

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復活節前第7日曜日にあたる今日は、コラール・カンタータ「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」をききます。このカンタータ、第1曲ではドイツ語のアニュス・デイの旋律が引用され、第4曲では最後の審判の象徴、トランペットが鳴り響くなど、「受難と復活の預言を主題とするもの」(『バッハ事典』)になっています。ガーディナーたちによる演奏は、いつものがら、きわめてダイナミック。なお、今年は、2月6日の水曜日から、四旬節にはいるので、教会暦にあわせてきいてきたカンタータも、復活節(今年の復活節第1日曜日は3月23日)までおわかれです。

CD : SDG 118(SDG)

SDG 118

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今日は、「平安と歓喜もて われはいく」で書いたように、マリアの潔めの祝日。それと同時に、パレストリーナの命日(没年1594年)でも。そのパレストリーナに、「ヌンク・ディミティス(今こそ汝のしもべを平安のうちに逝かせたまえ)」(シメオンのカンティクム)という二重合唱のモテトゥスがあります。この歌詞は「シメオンのカンティクム」といわれるように、シメオン老人のことばによっていて、多くの作曲家が音楽をつけています。

そういうわけなので、バッハのカンタータのあとに、パレストリーナの「ヌンク・ディミティス」もきいておきたいと思います。このモテトゥスには、タリス・スコラーズによる美しい演奏があります。「パレストリーナ没後 400年記念特別演奏会」のもようを収録したDVD「Live in Rome」(Gimell GIMDN 904)で、アンコールとして歌われたものです。なお、「Live in Rome」にはCD(Gimell CDGIM 994)もあります。

GIMDN 904

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2月2日は、マリアの潔めの祝日。教会暦にあわせてきいているコラール・カンタータ、今日は、この日のための「平安と歓喜もて われはいく」をききます。このカンタータは、朗読される福音書章句(メシアにあうまでは死なないというお告げをうけていたシメオン老人が、幼子イエスを抱き、主を讃美し、心満たされて安らかに死をむかえる)にもとづく、安らぎと希望に満たされたもの。演奏は、鈴木雅明ひきいるバッハ・コレギウム・ジャパン、バッハ・コレギウム・ジャパン合唱団と、ソリストたち。なお、同じ祝日のためのカンタータには、有名な独唱バスのための「われは満ち足れり」も。

CD : BIS-SACD-1501(BIS Records)

BIS-SACD-1501

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月日の流れは速いもので、気がつけば、もう2月です。月のはじめの今日は、なにかをはじめるにはちょうどよく、「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」のききはじめにしようと思います。演奏は、第1巻にひき続き、レヴィンのによるものを選びました。第2巻では、オルガン、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノを弾きわけていて、今日きく第1番は、オルガンでの演奏です。

CD : CD92.117(Hänssler CLASSIC)

CD92.117

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