毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




日曜日の今日は恒例のカンタータ。ただ、三位一体節後第25日曜日のためのコラール・カンタータは残されていないので、今日はこの日のための唯一現存するカンタータ、「目を覚まして祈れ! 祈りて目を覚ましておれ!」をきくことにします。

2部にわかれたこのBWV70は、1723年11月21日に初演されましたが、歌詞のみ現存するヴァイマール時代のBWV70a(待降節第2日曜日のためのカンタータ)を改作したものです。今日はこれを、昨日に続きコープマンらの演奏できくことにします。

CD : WPCS-10344/6(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-10344/6

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外出から思いのほか早く帰ってこれたので、つぎの仕事まで1時間ほど時間があきました。今日はこの時間に、ブログをはじめてからはまだきいていなかった「たのしきヴィーダーアウよ」を、コープマンらの演奏できいてすごすことにします。

このBWV30aは、ヴィーダーアウの荘園領主に就任したヘニッケ(ザクセン選帝侯国宰相ブリュールの家臣)を表敬するために作曲された音楽劇。擬人化された「時」「幸福」「エルスター川」「運命」が登場し、ヘニッケを表敬していく楽しい作品です。

CD : CC 72222(Challenge Classics)

CC 72222

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ファーイウスのオルガンできいていこうと思っている「8つの小プレリュードとフーガ」。「資料(バッハの死後に作成された筆写譜)と様式、いずれの面からも、バッハの作品であることはきわめて疑わしい」(『バッハ事典』)とされる小品です。今日きくのはハ長調のBWV553。仕事中の小休止にはちょうどよい長さの作品です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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今日はこれから30分ほど時間があるので、そのあいだバッハですごすことにします。先日から、トレーガーによる「フーガの技法」のCDに収録された、クラヴィコードによるいくつかの作品をきいてきましたが、これからきくのは、やはりそのCDに収められている「半音階的幻想曲とフーガ」。この技巧的で華麗な作品をクラヴィコードで演奏すると、チェンバロ以上に情感豊かにきこえ、味わい深くなります。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8048

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今日は朝からなかなかよい天気。このあと外出するのですが、気温も低くはないようで、外はとても気持ちよさそうです。さて、外出まではまだ時間があるので、今日はゆっくりとバッハの時間をもて、なにをきくかを選択する時間もゆっくりあります。で、いろいろ考えて、今日は「マニフィカト ニ長調 BWV243」をきくことにしました。

変ホ長調稿(BWV243a)を改訂して成立したこのニ長調のマニフィカトは、変ホ長調稿をさらに彫琢した、きわだった美しさがあります。このマニフィカトをきくとき、いつも頭に浮かぶのは、第12曲の合唱の自筆総譜。2小節目から、「グローリア」とバスから湧きあがるように上声部にひきつがれていく筆致は、音楽がきこえてきそうなほど。

今日はこのマニフィカトを、パロットとタヴァナー・プレイヤーズのOVPPの演奏できくことにします。ソリスト5人のみによる第12曲の合唱も、力強さもあり、ポリフォニックな綾がみごとに表現されています。もっとも力強さといっても、音量的には力感不足なので、OVPPに慣れていないと、ちょっとものたらないと感じるかもしれません。

CD : CDC 7 54926 2(EMI CLASSICS)

CDC 7 54926 2

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先日きいた(みた)ビルスマによる無伴奏チェロ組曲の第1番(記事は「無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 [2]」)。その演奏が収録されたDVDには、もう1曲、第5番も収録されているので、今日のバッハはそれを楽しみたいと思います。ト長調の第1番と同じく、ドルンハイムのバルトロメウス教会で録画されていますが、このハ短調の5番では照明に変化をつけ、ぐっと照明を落として撮影されています。

DVD : 7050758(EuroArts)

7050758

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今日の京都は冬を思わせる曇天で、すっきりとしない天候です。そんなちょっと肌寒いなか、午後一で外出してさきほど帰宅。これからコーヒーで温まりながら、バッハで休憩です。今日きくのは、BWV1005の第1楽章を編曲したBWV968で、演奏はトレーガー(クラヴィコード)。なお、この編曲はフリーデマンの可能性を含め、他者の手によるものと推測されています(『バッハ事典』)。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8048

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仕事の嵐は過ぎさったものの、日曜日の今日も、いままでずっとバタバタと仕事です。そのバタバタもなんとか収拾がつきそうなので、いまから日曜日恒例のカンタータをきくことに。きくのは、三位一体節後第25日曜日のための「汝 平和の君、主イエス・キリスト」。演奏は先週、先々週にひき続き鈴木雅明らによるものです。

CD : BIS-SACD-1451(BIS Records)

BIS-SACD-1451

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仕事の嵐もやや弱まってきて、今日は昨日よりさらにバッハに時間がさけそう。時間があるとなると、いろいろ作品の選択肢も増えるのですが、仕事中の休憩なので、神経を休ませることができる、くつろいだ作品がききたいところです。そういうことで選んだのは、このブログ2度目となる無伴奏チェロ組曲の第1番。演奏はビルスマによるもので、ドルンハイムのバルトロメウス教会で収録されたDVDです。

DVD : 7050758(EuroArts)

7050758

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今日もあいかわらず忙しい一日になっています。空が白むまえになんとか就寝できたのですが、すぐに電話で起こされて、イレギュラーな仕事で外出。帰宅したあとは、外出していた時間をとりもどそうとずっと仕事でしたが、なんとか少し時間がとれそうなので、ここでバッハで休憩したいと思います。今日きくのは、昨日のトレーガーのCDから、2度目となるBWV922。演奏楽器はもちろん、クラヴィコードです。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8048

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昨日までとくらべると、仕事の先がみえてきたので、忙しさも少しはましな状態。そんなようすで、今日はバッハとすごす時間も長めにとれそうです。で、何をきこうかと考えながら、CDケースを物色してひっぱりだしたのが、トレーガーのクラヴィコードによる「フーガの技法」。といっても、さすがに「フーガの技法」をきいている時間はないので、同CDに収録されたBWV964(BWV1003の編曲)をきくことにします。なお、編曲は「おそらく他者の手による」(『バッハ事典』)とのことです。

CD : LEMS-8048(Lyrichord)

LEMS-8048

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このところの多忙状態は、週末までは続きそうです。そんなことで、今日もバッハにはわずかな時間しかとれません。「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」に収められたプレリュードは、こういう時間のないときにぴったりで、今日はホ短調のBWV932をきくことにします。演奏は昨日と同じペインのオルガン。

CD : CD92.137(Hänssler CLASSIC)

CD92.137

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今日も昨日と同じで、朝からずっと神経を使う仕事が続いています。昼食も仕事をしながら、という状態だったので、ここにきてさすがに疲れがでてきました。ということで、ここはリフレッシュのため、コーヒーでも飲みながら、わずかな時間ですがバッハをきこうと思います。きくのは、昨日に続き「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」に収められたプレリュード。演奏はペインのオルガンです。

CD : CD92.137(Hänssler CLASSIC)

CD92.137

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いまからきくプレリュードは、「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」に収められた、演奏時間が1分にも満たない短い作品です。文化の日だというのに、仕事仕事でまったく文化的でない一日のなかでの、せめてもの抵抗がしばしの音楽。ほんとうにしばしの作品ですが、曲はとても美しく印象的です。このBWV931を、いつものようにペイン(チェンバロ)でききます。

CD : CD92.137(Hänssler CLASSIC)

CD92.137

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日曜日恒例のカンタータ、今日きくのは三位一体節後第24日曜日のための「ああいかにはかなき、ああいかに空しき」です。演奏は先週に続き鈴木雅明らですが、猪突といっていいほどの推進力で演奏された第1曲は、「ああいかにはかなき、ああいかに空しき」から想像される日本人の厭世観からはほど遠く、はじめてきくかたはとまどってしまうかも。

CD : BIS-SACD-1451(BIS Records)

BIS-SACD-1451

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