毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




天気予報は曇りですが、今朝も晴れてよい天気。ただ昨日にくらべると爽やかさが後退し、ちょっとむし暑いような感じもします。さて、これからきくのは昨日に続き「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」で、イ短調の第20番。このBWV889は、2部形式のプレリュードと3声のフーガの組みあわせです。チェンバロ演奏は、これまでと同じくベルダーです。

CD : 93892(Brilliant Classics)

93892

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2010年は作曲家の記念日がけっこうかさなっています。ショパンやシューマン(ともに生誕200年)、マーラー(生誕150年)など。バッハとの関連にかぎったちょっとマイナイーなところでいうと、長男のフリーデマン・バッハ(生誕300年)、クーナウ(生誕350年)、グラウプナー(没後250年)、(マイナーとはいえないかもしれませんが)ペルゴレージ(生誕300年)など。音楽業界にとってはイベントだけは豊富な年ですね。

で、このあとしばらく時間があいたので、記念年の作曲家にちなんでなにかきこうと思ったのですが、ここはひとひねりしてモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」をきくことにしました。モンテヴェルディは、1567年に生まれて1643年に没したので、2010年とは無関係ですが、「夕べの祈り」をふくむ曲集が出版されたのが1610年。したがって、2010年は「夕べの祈り」出版400年ということになります。

演奏をどうしようかと考え、ファゾリスやガーディナーのDVDに手をかけたのですが、せっかくなので演奏団体も記念をむかえたものにしようと。それで選んだのがテュベリとアンサンブル・ラ・フェニーチェ(1990年結成)による演奏です。この演奏会はMEZZOで放送されたもので、メンバーにはコルネット奏者の上野訓子の顔もみえます。



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昨日は5月らしいすっきりしたよい天気。今朝はやや雲がありますが、今日もよい天気になりそうです。さて、ベルダーのチェンバロできいている「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、これからきくのは、いまの気候にふさわしいようなイ長調の第19番。このBWV888は、穏やかなプレリュードと3声のフーガの組みあわせです。

CD : 93892(Brilliant Classics)

93892

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復活節後第6(昇天節後)日曜日にきくのは、この日のためのカンタータ「人々汝らを除名すべし」です。同名で同日のためのカンタータにBWV183がありますが、BWV183はBWV44(初演は1724年)の翌年に初演されたもの。翌週に聖霊降臨節をひかえているためか、このBWV44もBWV183も、いずれも室内楽的な編成です。演奏はコープマンたちによるものを選びました。

CD : WPCS-10590/2(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-10590/2

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昨日に予告したとおり、これからきくのは「われらの救い主なるイエス・キリストは」(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)。昨日のBWV688は手鍵盤とペダルのための編曲でしたが、こちらのBWV689は手鍵盤のみで演奏される編曲で、4声のフーガです。演奏はひき続き鈴木雅明。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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鈴木雅明のオルガン演奏できいている「クラヴィーア練習曲集 第3部」、今日と明日きくのは「われらの救い主なるイエス・キリストは」です。このコラール編曲は、ルターの聖餐コラールにもとづくもので、これからきくBWV688は手鍵盤とペダルによる楽曲。定旋律はペダルにあらわれます。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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今日は昇天節(イエスの復活の日から数えて40日目)。この日のためのカンタータは4曲が現存していますが、このブログではうち3曲をすでにきいているので、これからきくのは自動的にのこる1曲、つまり「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」になります。

このBWV43は2部にわかれたカンタータで、トランペットをふくむ華やかなもの。ただし、説教前の第1部が9分ほど、説教後の第2部が10分ほど(演奏時間はともにヘレヴェーゲたちの演奏による)で、どちらかというとこぢんまりとしたカンタータです。

CD : HMC 901479(harmonia mundi)

HMC 901479

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BWV1077は、先日きいたBWV1076(ハウスマンによる肖像画に描かれた楽譜のカノン)と共通の低音声部をもつ楽曲。このカノンを献呈されたヨーハン・ゴットフリート・フルデの記念帳に、「主題上の二重カノン」と題され、1747年10月15日付けで記帳されています。このCDでは、弦のアンサンブルで演奏されています。

CD : CD92.133(Hänssler CLASSIC)

CD92.133

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ベルダーのチェンバロできいている「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、これからきくのは嬰ト短調の第18番です。このBWV887は、ともに長大な2部形式のプレリュードと3声のフーガの組みあわせ。フーガは、「主題への半音階的な対位句がやがて第2の主題を形成し、二重フーガとな」(『バッハ事典』)ります。

CD : 93892(Brilliant Classics)

93892

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そろそろお昼にしようと、仕事の手を休め外を眺めてみると、予報どおり雨が降っていました。ごく小雨で、たいした降りではないようですが、この雨で気温はあまり上っていないようです。昨日までは暑いぐらいだったのですが、これで、しばらくは低めの気温で推移するようで、ある意味すごしやすい気候が続きそうです。

さて、断続的にきいている「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、これからきくのは変イ長調の第17番です。このBWV886は、32分音符が連なるすばやい音型をアクセントにした穏やかなプレリュードと、半音階の対位句をアクセントにした活発な4声のフーガの対照的な組みあわせ。チェンバロはひき続きベルダーです。

CD : 93892(Brilliant Classics)

93892

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これからきくカンタータ「まことに、まことに汝らに告ぐ」は、復活節後第5日曜日のためのカンタータ。このBWV86は、アリオーソ―アリア―コラール―レチタティーヴォ―アリア―コラールという構成で、第1曲のアリオーソから第5曲のアリアまでは独唱、合唱は最後のコラールのみです。このカンタータはこのブログでは2度目で、今回の演奏はコープマンたちのものを選びました。

CD : WPCS-10344/6(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-10344/6

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このあと外出するまで30分ほど時間があいたので、今日のバッハは、このあき時間にあわせた作品を楽しむことにしました。きくのは2度目となる「われはおのがうちに満ち足れり」。このBWV204の歌詞は、「現世の富に心惑わされず、おのれの内に平安を求めよ」(『バッハ事典』)というもの。「バッハ夫妻のレパートリーであった可能性」(『同』)もあったようですが、バッハの世俗カンタータのなかでもマイナーな存在です。これを、ラバディ指揮レ・ヴィオロン・デュ・ロワとレシュマン(ソプラノ)の演奏でききますが、CDに同時収録されているのはBWV210(有名でないほうの結婚カンタータ)で、これで売れるのかな、と心配になるようなカップリングです。

CD : DOR-90207(Dorian)

DOR-90207

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これからきくBWV1076は、画家ハウスマンによる、有名なバッハの肖像画に楽譜として描かれている楽曲。この肖像画はバッハの弟子のミツラーが設立した音楽学術協会への入会にあたって提出され、「スメントの指摘では、バッハ自身はもちろん、入会決断の鍵になったヘンデルの名前、入会年などが、音符数によって暗示されている」(『バッハ事典』)とのこと。演奏はゴルツたちのアンサンブルによるものです。

CD : CD92.133(Hänssler CLASSIC)

CD92.133

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BWV687(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)は昨日と同名のコラール編曲。こちらの「深き淵より、われ汝に呼ばわる」は手鍵盤のみによる楽曲で、定旋律は4声のうちソプラノにあらわれます。オルガンはひき続き鈴木雅明。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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今日と明日きくのは、鈴木雅明のオルガンによる「深き淵より、われ汝に呼ばわる」(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)。「深き淵より、われ汝に呼ばわる」は、教理問答の悔悛にかかわるコラール編曲で、今日のBWV686は手鍵盤とペダルによる楽曲です(明日の同名BWV687は手鍵盤のみ)。このBWV686は「バッハ唯一の6声のオルガン曲で、しかもペダルが2声を担う」(『バッハ事典』)古様式のもの。「オルガノ・プレーノ」と指示されています。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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