復活節後第4日曜日にきくのは、この日のためのカンタータ「わが去るは汝らの益なり」です。1725年4月29日に初演されたこのBWV108は、ライプツィヒの女流詩人クリスティアーネ・マリアーネ・フォン・ツィーグラーによる9曲のカンタータのひとつ。カンタータの「前半では約束された到来への願望が、後半では、救済の確かさが歌われて」(『バッハ事典』)いきます。このブログでは2度目となるBWV108ですが、今回はコープマンたちの演奏を選びました(前回はガーディナー)。
CD : CC 72215(Challenge Classics)