今週のバッハはなにをきいていこうかと、あれこれ思いめぐらしていたのですが、これがなかなか決まりません。で、思いだしたのが、11月末にきいていたコレギウム・アウレウムによるブランデンブルク協奏曲。あれは、1960年代を代表する録音のひとつなので、今回は1970年代を代表する録音をきいてみよう、と。それで選んだのが、レオンハルトたちによる歴史的名盤です。
このSEONの名盤は、1976年と1977年に録音されたもの。まさに「レオンハルトたち」による、つまり演奏団体名のないアンサンブルでの録音です。レオンハルトが主演した映画「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」ほどではありませんが、この録音には、クイケン兄弟、ファン・ダール、ビルスマ、ブリュッヘン、ドンブレヒト、ファン・アスペレンといった、錚々たる演奏者が集っています。
CD : SB2K 62946(SONY CLASSICAL)