今週からきいていくのは、レオン・ベルベンによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」。音源となるアルバムは、聖ゲオルク修道院教会(グラウホフ)のクリストフ・トロイトマン・オルガンを演奏し、2013年に録音されたものです。ベルベンは、1970年生まれのオランダのチェンバロ、オルガン奏者。ボブ・ファン・アスペレン、トン・コープマン、グスタフ・レオンハルトに学んだようで、2000年からの一時期、ムジカ・アンティクヮ・ケルンのチェンバロ奏者を務めていました。今日からしばらく、このベルベンの録音を収録順にきいていく予定ですが、最初におかれたプレリュード(BWV552/1)は、最後のフーガ(BWV552/2)とともにきくことにしました。したがって、これからきくのは「キリエ、とこしえの父なる神よ」(BWV669)ということになります。
CD : RAM 1305(RAMÉE)