復活節前第4日曜日(四旬節第3日曜日)にきくのは、ロバート・キングたちによるカンタータ「罪に手むかうべし」です。キングにはMeridianで1986年に録音した旧盤もありますが、これからきくのはHyperionで1988年に録音した新盤です(独唱はどちらもジェイムズ・ボウマン)。旧盤では第1曲が10分11秒でしたが、2年後の新盤では8分18秒とテンポアップ。とはいえ、やはりおそめのテンポではあります。ところで、キングはもう塀の中からでてきており、活動を再開しています。せっかくの才能ですから、また塀の中へ、ということのないようにしてほしいものです。
CD : CDA66326(hyperion)